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大人の恋は、慎重に。

第18章 Ⅹ-Ⅷ


――――――――――


12月―





『やっぱり、いない…。』


私は、ゆきくんに会うため アパートまできていた。

二度目に訪れたときと同じで、
反応を見せないドアの向こう側。


ここで待つ?

でも寒いし…。






―ドンっ!!!―





いきなりなった大きな音に驚きながら、

ドアを眺める。


な、なんだろう…

部屋の中からだよね、今の…

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