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大人の恋は、慎重に。

第5章 Ⅴ



「わざわざ乗せてもらってすみません」

たいそう申し訳なさそうに頭を下げるゆきくん。

こいつ、今朝のあれはなんだ。夢か?

「いんだよ。ブスはどーせ遊んでくれる彼氏もいねーし、ヒマだかんな。」

反抗期なんだね。うん。




てか…
なぜかこいつらを乗せて車を走らせてんだ私。

「あ、そこ右な!」

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