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背 中

第2章 誘 惑


座ってる彼の膝にまたがり

彼の首に

手を回す




少し上を向いて

キスをする






唇をはなし

私の首元に

顔を埋めた彼に



もっと先まで進んで欲しくて



少し姿勢を正し

胸を高くする




それに

気付いたのか

気づかないのか




胸元に

甘えるように

顔をすり寄せる彼




ふーっと

息を吐いたあと

私の香りを嗅ぐ仕草




ボタン…外して?



その中に

触れて…



ねぇ

どうして

ボタンを外さないの?





どうして





触れてくれないの……





どうして




愛してくれないの・・・

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