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恋の歯車

第4章 裏切り



あたしは黎の顔を見て
口パクで″やめて″と言う。


ドックン ドックン

緊張感で心臓がうるさい



黎が無言で歩き始める
お、お願いこっちこないでよ...!?


反射的に窓の方へ体を向け
顔をそらす。

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