テキストサイズ

恋の歯車

第23章 逆襲


紘稀が見えなくなると
梓が寄ってきて

あたしの腕と足のロープを緩める


『...梓..どうして?』

「ヤバなったら走って逃げぇ
        あっち道あるでな」


なんでそんな事言うの?

『...梓は...?』


「うちはええねん...」


ダァッン

「黎達来たみたいや」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ