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恋の歯車

第9章 温もり


黎side


何も助けてられなかった俺マジでうぜぇよ。

風呂からはシャワーの音の奥から 
モナちゃんの泣き声が聞こえる  


「黎..服置いといたわよ」

『さんきゅ。姉貴』


「誰がやったのか分かってるの?」

『分からねえよ。
 でもたぶんあいつは知ってる』

ぜってぇー許さねぇ......

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