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16歳に恋する23歳の俺。

第7章 デート









「寒く…ねぇ?大丈夫?」



目線は真っ直ぐなまま、
あたしの肩をさする




「少し寒い…です」



そう呟くと
大地さんはぎゅっとあたしを包むように抱き締める




あたしも大地さんの腰に手を回し、
抱きつく





何も喋らずに、

あたしらはずっとこうしていた。




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