16歳に恋する23歳の俺。
第9章 関西弁
大地side
「あー、ごめん(笑)
俺さ、関西出身だから
たまーに言葉出ちゃうんだよね
気抜いた時とか、リラックスした時とか?
だからこれからも使うかもしんねーから
わかんなかったら言って(笑)」
俺がそう言うと
優美花ちゃんは、
「ハ、ハイ……」
と言って、そそくさと窓の方に行って
ガラガラ開けた
ぷ…………(笑)
その姿に吹き出したくなったが、
俺は口角だけ上げて
またフルーツを食べ始める。
振り向いて優美花ちゃんを見てみると
手でパタパタと顔を扇いでいた
かわいいなぁ……
って、結構効果あるんじゃね??