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真面目ちゃんの秘密

第6章 過去

亜子「お父さん!みんな、私がゆりちゃんを落としたと思ってるの!
私は、そんなことしないのに!!ゆりちゃんは私の親友だもん。」


父「あ、そのことか。悪かったなぁ。」



亜子「へ?なんでお父さんが謝るのぉ?」



父「ゆりとか言う人が亜子から虐待をうけてるって聞いたぞ
やめてあげろって、言ってきてねぇ。うざかったよ。」


亜子「へ?」



父「その次の日もその日の次の次の日も。
いっつも訪問してきてね。
そんで、ある日お金をください。ってねだってきたんだよ。
虐待をやめてくれないなら、お金で家をたてて
そこで二人で住みますってね。
ばかばかしいよ。お金なんて、あげるわけないじゃないか。
それに、僕の虐待相手がいなくなるんて、困るし。
それで、落としちゃったよ。君の名前を使って、
新聞をばらまいてもらったよ。」

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