テキストサイズ

Codaとfine

第1章 夢と奇跡

ここは山形県寒河江市私立川ノ上学園だ。
 名前の由来は、学園のしたに小さな川があるみたいだからだ。ちょっとしょぼいな。
 この学園は、小中高の上がり方がエレベーターになっているため
クラスの奴らは、幼馴染みたいなもんだと言われてるが実際はどうだろうか…。
 そしてここは、歩いて10分位でつく近場だ。高等部の生徒は、18人中等部は、10人小学生は7人だ。合計全校生徒35人だ。
 小学生は、同じ教室で学年ごと違う授業を受けてるらしい。中等部もだ。
 部活?んなもんねーよ。ただ、スポーツやりたい奴はグランドでやってるし、音楽やりたい奴は、音楽室で勝手にやってるみたいだ。
 しょうがないのだな…だってここド田舎だもん
ついでに俺はどっちにも入ってない。妹はスポーツの方をやってるみたいだけど、めんどくさいからやらねーな俺は。
   はい着きました~。
 チャンチャラララララチャンチャチャチャラララチャラララチャラララチャラチャラチャンとラジオ体操の音がする。
 「はい1,2,3,4,5,6,7,8みんなーちゃんと声出して!」朝からテンションたけーよ。金城氏先生……
 この人は、俺の担任だ。昔っからの仲というより近所仲かな?本名は、金城氏佳奈美だ。
 年齢は、22歳。究極のFカップの持ち主だ。だから今ラジオ体操してる時、胸の所が揺れる……….。はずかしくねーのかよ?
 一人の男子が、「おっぱい揺れてるぞ…」
と嬉しそうに言っている。先生あなた少し恥じらいを持ちましょうよ。
 その後ラジオ体操が終わり、真夏は中等部に戻った。俺はというと金城氏先生に拉致られた。「おはようゆうくん!今日も可愛いねー」「ちょっ抱きつかないでください!!一応俺も健全な男子なんですよ⁉」
「えー佳奈美ちゃんの事嫌いなの??」
 ちゃうちゃう。
 「いやそんなことないですよ!」
 「じゃあ好きなんだ♡うれしー」
 いやなんでですか!俺は全力で否定した。
 「だって心臓バクバクって言ってるよ?先生に抱きつかれて嬉しい証拠だよねー?」
 「教師がそんなことやらない言わない!あなたも教師なんですよ⁉佳奈美先生!」そのまま俺は逃げた。
 「んー勇くん昔と変わらなーい。」
 あたりまえだっての…。普通その胸に収まったらその…あれがな…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ