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ふしだらと言わないで

第3章 初めての恋の続き

 無断で外泊した私を待っていたのはカレにどう言い訳したものかという思いやりからの苦心だった

 まさか言えない

 嘘をつくのは心苦しかったが…理解は得られないだろう

 誠司も同様なのだろう
 私の前で愚痴をこぼしていた

 私の中を突きながら



「んっ…は………ンン…ッ///」



 驚きなのは誠司の愛妻家っぷりだ

 今時、月に半月もの回数のセックスなど冗談にしか思えない
 どんだけ好きなんだろう
 羨ましい限りだ

 そうも頻繁に誠司に可愛がられては沙世さんもさぞかし大変だろう

 とはいえ、夫とセックスフルなのは私も同じだが



「アァッ…はぁぁン…///」



 カラダが蕩けて誠司の一部になってる気がする

 逢瀬を重ねるたびにこれは間違ったものと思い知らされるが、私の中で誠司は夫と同じくらい大切だった

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