猫かぶりめっ!
第8章 共同生活スタート
うわ…怒られる…
…?
フワッ
湊は私にタオルをかけてくれた。
「純平さん。これの鍵。」
とても低い声でジュンジュンにそう言った。
「あら?残念ねー。湊も一緒に楽しむかとおもったのにー」
ジュンジュンはおちゃらけて見せたけど湊を睨んでる。
まぁ湊も睨んでるけどねジュンジュンのこと。
「手」
湊は私に目を合わさず手錠をはずしてくれた。
「あ、あのありがとう…」
「きゃっ」
湊は私を抱きかかえた
「じゃあ、梅乃はもう寝かすから、邪魔しにこないで下さいね」
ジュンジュンにそう言って私を抱えて部屋に運んできた。
「ご、ごめんね。ありがとう」
そういう私に湊はキスをした