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猫かぶりめっ!

第7章 無茶苦茶だー!



「いいですか?湊さん!コレはマネージャーとしてハッキリいいます。今回また新しいドラマに、映画、舞台と控えてますよね?こんな大切な時に女と同棲だなんてバレたらどうなります?今事務所で一番の稼ぎ頭にスキャンダルなんてあってはダメです!!今までわがままは沢山聞いてきたし、それに梅乃さんの引っ越しだって手伝いました。それは貴方がずっと探してた人だって分かってたからです。」





ものすごい弾丸で話す春田さんはいつもの春田さんではない




「俺たちがカモフラージュになればいいんですね?」




優さんは春田さんにそう言った




「はい。是非お願いします。ただし、食費、光熱費など何もいりません。ただ湊さんにご飯を作ってやってくれませんか?」





「任せなさい♪少なくともうめのんの知人でしょ?それになんだか顔色もよくないし…そんぐらいやるわよ」





ジュンジュンがそう答えた






「あの、お願いがあります。この共同生活は1ヶ月にしましょう。この1ヶ月で梅乃にはこの中の誰がいいのか決めてもらう。1ヶ月後答えを聞いたら解散だ。どうだ?」





優さんはそうジュンジュンと湊に問いかけた






「いいわよー♪」



ジュンジュンはごきげん




湊はさっきからなんだか納得いかない顔をしてる。



だけど口を開いた





「わかった…。梅乃に俺が一番だって言わせてやるよ!!それから、遠慮はもうしねぇ…なんでもアリだかんな梅乃。覚悟しとけ?」




ニヤって笑った湊





遠慮してたの?(苦笑)どこが?!






「俺らも遠慮しねぇからな梅乃。よし、じゃあ俺らも乗せてくれ」



「あら!大変ねうめのん♪(笑)ジュンジュンも手加減しないからねー!」






嬉しそうに車に乗った優さんとジュンジュン







「「「ほら、はやく!!」」」










なんだか…






大変な事になったなぁ…(苦笑)









私も車に飛び乗った






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