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FREE BIRD

第16章 顔の見えないやりとり

…誠side…

毎晩のミホさんとのやりとりに僕はいつしか夢中になっていた。


家もさほど遠くない。


僕はいけると勝手に思いマメマメしくメールを送った。


文章からして品の良い大人の女性だ。


僕はなるべく下品にならないようジワジワと攻めた。


もう僕はミホさんに会いたくて、やりたくて仕方がなかった。


僕の文章で何処まで相手を落とせるかなんてちょっと悪巧みを考えていた。

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