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FREE BIRD

第18章 戸惑い

…誠side…

会える約束出来て有頂天になったのも束の間。


次はさようならときた。


僕はめちゃくちゃ焦った。


やっぱり急ぎ過ぎたか?


でも次には物凄い寂しさが襲ってきた。


恋させてやるなんてゲーム感覚だった筈が、抜けれなくなっているのは僕の方だ。


ミホさんを失いたくない。


顔は見えなくても僕の心と体の癒やしだ。


大切な存在なのだ。


僕は素直に本心を送った。


初めて何の駆け引きも小細工もなしのメールだった。

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