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FREE BIRD

第18章 戸惑い

というか千夏とは昔からあまり仲良しではなかった。


5歳違いの私達。


当然母とも思われず、当時思春期真っ只中千夏さんに私は若さで父親を誘惑し、財産目当てと思われニコリともしなかった。


進は不景気の中でも生き残った不動産業で勝ち組だ。


水商売で知り合った私なんか本来愛人程度でいいのに、進は幸か不幸かちょうど独身だったのだ。

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