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FREE BIRD

第25章 バレンタインの頃には

僕は冷蔵庫から缶ビールを出しプルタブを開けゴクリと飲んだ。


サイドボードに缶ビールを置き、ベッドに腰掛け返信を打つ。


『美穂さん今晩は。

こっちも九州と言ってもやっぱり寒いよ。


美穂さん…僕もあなたが恋しいです。

あなたが頭から離れない。

だから…この出張が終わったら必ず会おう。

少しだけ待ってて』


送信してビールを飲んだ。

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