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FREE BIRD

第26章 魔法の言葉

だけれど深夜から津々と粉雪が夜空に舞い散る。


私は嘆息を漏らした。


「明日積もったら仕事休むよ。どうせ電車も動かないし、車は危ないし…」


ベッドで読書をしている進が何気なく言う。


「そうね…」


私はカーテンを閉めて、ベッドに入った。

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