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FREE BIRD

第6章 酔った勢いで

…誠side…


終電前だ。


僕達は相当飲んで店を出た。


祐司はタクシーを呼んでいた。


「奥さんによろしくなあ」


祐司の肩を叩くと、「今夜はこっち」と小指を出し左口角をあげた。



「じゃあな~誠」


祐司はタクシーに乗り込みネオン街の中消えて行った。


僕はフラフラと駅に向かった。

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