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FREE BIRD

第6章 酔った勢いで

雪はリビングのソファーに座り、リモコンで一時停止を解除し録画ドラマを観た。


「起きてたんだ」


「うん」


雪は僕を見ないで答えた。


僕は黙って、風呂場に向かった。


シャワーだけを浴び今日1日の汗を流す。


何だかシャワー浴びてるだけなのにそれさえも虚しさが押し寄せた。

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