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FREE BIRD

第35章 情事のはじまり

…美穂side…

「来月、千夏達とグアムに行くよ」


進がベッドの中で言った。


「何日?」


「5日から三泊四日だ。
連れて行けってうるさいんだ」


そうこの時点で私は含まれていない事は悟っていた。


「そう、楽しんできてね」


私は背を向けた。


すると進は私の体をさする。


「次は美穂と二人で行こう」


私が拗ねていると思っている。


大きな勘違いだ。


私は誠さんに会えると心は悪巧みを考えている。

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