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FREE BIRD

第46章 疲れてる

「もっと増えるかと思った」


「それは開店してからだよ」


「それだって儲かるかわからないでしょ!うちは今、ギリギリなのっ」


キッと僕を睨みつけた。


賛成してくれていないのは分かっていたが、疲れて帰ってキャンキャン言われウンザリした。

これ以上雪と言い争う気力もない。


「ご馳走様」


僕は立ち上がり、食器をキッチリ片付け風呂に入った。


最後の風呂はスッカリ冷め、ぬるかった。





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