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FREE BIRD

第47章 癒やし、癒やされ・1

「知世!」

パソコンと睨めっこ中の知世を呼んだ。


「ねえ、今夜アリバイ工作よろしく」


「りょーかーい」


知世は親指を立て快く承諾。


後は進に嘘のメールだ。


私はもうこの時罪悪感はなかった。


ただ、ただ誠さんに元気をあげたかった。



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