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FREE BIRD

第47章 癒やし、癒やされ・1

部屋に入り上着をハンガーに掛けるなり、美穂さんは僕の背中にしがみついた。


「わっ」


ちょっとビックリした僕に構わず背中のシャツをギュッした。


「会いたかった」


「ごめん…なかなか時間取れなくて」


僕は振り返り美穂さんを抱きしめた。


今にも泣き出しそうな潤んだ瞳で僕を見た。


堪らなくなって唇を重ねた。


美穂さんの想いが柔らかな唇から舌先から熱く伝わり気持ちを交わした。


唇が離れると僕達は微笑み合った。


「誠さん疲れてる。私は誠さんを癒す為にいるのよ…」


「そうだね…あなたの顔を見た瞬間ホッとしたよ」


すると美穂さんは僕を見ながら僕のズボンのベルトを外しながら言った。


「癒してあげる…」



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