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FREE BIRD

第48章 癒し、癒やされ・2

「美穂さん…二人で飛ぼう」


ベッドに倒れ込む美穂さんを仰向けにし、再び正面から深くインサートした。


吐息を吐きながらジッと僕らは見つめ合っていた。


堪らなく愛おしくなり口付けを交わす。


美穂さんは僕の背中を強く抱きしめ、しっかり繋がっていた。


そう、僕達はこれしかない。

深く生活に関われない分、セックスと言う手段で現実を忘れ癒し合う。

頭を空にしてそれだけに夢中になれる愛しい人。






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