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FREE BIRD

第48章 癒し、癒やされ・2

だけど、こうして誠さんが強く抱き締めてくれるてと、もっともっとと心が先を要求する。


私はそれを押し殺しながら誠さんの胸にしがみついた。


沢山を望んではいけない。


私達は癒し、癒される存在であればいい。


それ以上でもそれ以下でもないこの距離で愛し合う…


それが私と誠さんの恋なんだ…


誠さんが私を見つめ微笑んだ。


私も微笑み返し、ゆっくり瞼を下ろした。








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