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FREE BIRD

第59章 一滴残らず

あなたの指先が私の身体の全てに愛を告げてゆく。


私の全神経がそれを感じ取り、私の中を潤してゆく。



あなたの唇が舌が私の肌を味わう。


私の毛穴から、あなたが味わう為の蜜を放出する。


テイストするようにあなたは私をくまなく舐める。


ねえ、忘れないで…


私を…


私の味を…



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