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FREE BIRD

第64章 さよならは愛してるで

思わず握っていた手に力がこもった。


美穂さんは更に強く握ってくれた。


「誠さん、私もあなたを愛してる。たとえ離れていても心はいつもあなたの傍にいるわ」



僕はようやく作り笑顔ではなく心から笑みが漏れた。


美穂さんもちゃんと…


ちゃんと笑顔だった。


満足だ…



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