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FREE BIRD

第67章 日課

一人深夜に風呂に入り、一人三畳の部屋で、パソコンを開く。


変わらない僕の生活だ。


経済的には豊かになっても僕の孤独は何も変わっていなかった。


瞼を閉じれば浮かぶのは最後に愛していると言ってくれた美穂さんだ。


極上に美しい彼女の面影だけが僕の癒しだった。


よし、書くか。


僕はキーボードに指を下ろした。

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