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FREE BIRD

第68章 妻として

…美穂side…

「美穂も大変だったのね」


「詳しく話してなくてごめんね」


「そんな事…寂しいよね」


大きなお腹を撫でながら知世は店のブラインドを上げた。


西日が強い夏の日。


先週進の葬儀を済ませ、初出勤だった。

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