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FREE BIRD

第72章 FREE BIRD

「やっぱり美穂さんだ…」


僕は可笑しくなって笑った。


美穂さんを抱き締めなから笑ったら、美穂さんも微笑んだ。


背徳感もスリルももういらない。


自由の身になった僕達は


ただ、身体で僕達の消えなかった愛を確かめるだけだ。





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