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妖艶怪

第8章 第8章



俺がレイに出会ったのは
3年くらい前だ。

親父の知り合いの結婚式に
レイは家族で来ていた。

レイの父と俺の親父は
知り合いで
レイの父が挨拶してきた。

「娘のレイです」

そう言われ父の後ろから
出てきた女を俺は
めちゃくちゃ可愛いと思った。
一目惚れだった。

もともと
人食い族が美形なのは
有名な話で
俺も何回か付き合った。

だがレイは特別だった。
魅力の塊だった。

すぐに俺は親父に
あいつと結婚したいと言った。
その次の日、
レイは俺の家に来た。
そこから
付き合っている。

俺はあいつをレイを
愛している。
あいつの声、顔、髪、息
全てが好きだ。

それなのに…それなのに…
あいつは!!!!!!!!
あいつは…!!!!!!!

…俺の子どもを殺した。

なぜだ???!!!
あいつも俺を愛しているはずだ!
俺との結婚を望み、
俺の子どもを産みたがっている。
それなのに…なぜだ!!

なぜあいつの身体には
愛撫の痕が
俺以外からの愛撫を…

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