気がついたら。
第4章 部屋。
『ここがソラの部屋。』
・・・キィッ
ーーー『わぁ・・・。』
そこには。大きなベッド。
ソファとテレビ。
価値なんて分からないけど、ただすごいと思った。
こっち。
そういって私の手を引いていったコウ。
・・・・?
着いたのはベッド。
『おいで。』
ーーーコク
そっと、コウの隣に座った。
『これから、ソラのお勉強をはじめるね?
ソラは記憶がないんだろ?
僕が思い出せる手伝いをするから。
記憶が戻っても・・・。
僕を独りに・・・しないでね?」
いってる意味は分からなかった。
でも、大切な事なんだろうと思い、うなずいた。
ーーー「しない。」