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異能者の望むもの

第3章 自己紹介

漆 境夜(うるし きょうや)


性別:男
年齢:高校一年生(何回も転生を繰り返しているので本当の年齢は不明である。なお、彼自身が望みこの年齢に設定した)

外見:艶のある綺麗な漆色の黒い髪、そして黒目。非常に綺麗な顔をしている。

学園など一般の中で生活しているときはその綺麗な顔を隠すようにだて眼鏡をかけている。だが、一般以外の生活に入るときは眼鏡を外し、その綺麗な顔をあらわにしている。

転生を繰り返しても外見は変わらない。

性格:現在の彼は他人に興味がなく、周りにあるあらゆるものを平気で利用する。たとえそれが身内でも。

人を殺す際でも、落ち着いている。いや、落ち着いていると言うよりも感情を見せない。彼は、どんなときにも一切の感情を見せない。学校内でその場の空気に合わせて笑うことはあるが、本当の……彼自身の底にある感情と呼べるものを見たものは今現在はいない。

彼のことを知っているものたちは彼のことを『冷酷非道』と言う。

だが、彼がこうなった原因は彼の荒んだ過去にあった。それは彼の過去である『ある事件』のせいだった。

過去:過去にあったある事件で彼は心を閉ざしてしまった。

世界の治安、秩序を乱さない、守るために、一つの家族に犠牲になってもらおうと神が下した決断がこの、ある事件だった。そう、皆が全員死ぬぐらいなら一人に犠牲になってもらおうとしたのがことの発端。神は上にたつものとして、『世界を統べる者』として間違ったことはしていなかった。それどころか、自分自身の意志、信念に基づいてやった結果なのだから褒め称えるべきことだった。……ただ、唯一神が失敗したことは事件の対象にしたのがある少年の家族だったことだ。

――それにより、少年は家族を失った。

――そして、少年は動き始める。

――少年の物語は今始まった……。彼の求めるものの先へ……――

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