テキストサイズ

異能者の望むもの

第4章 平穏な学園生活

Side境夜

「境夜、これからよろしくね~」

「ええ、こちらこそよろしくお願いします」

自分で言うのもなんだけど……このキャラキモいな。

「うん。ホームルームが終わったらみんなを紹介するね! 多分向こうから来ると思うけどさ!」

めんど……。この学校の記憶を改ざんして転校生じゃなくすればよかったな。

『メモリー』を使えば記憶の改変をして元々居たことに出来たのに……いや、そっちのほうがめんどいか…。

「これでホームルームを終わりにします」

「起立!! 礼!! ありがとうございました!!」

あれ? もう終わり? 早くないか?
この世界ってこんなに早く終わったっけか?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ