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もう1度好きになってもいいですか?

第2章 最悪の再会

ガタンゴトン ガタンゴトン

がばっ
あたし、山本杏は目を覚ました。
(何だ、この騒音は。)
目をこすりながら、ベッド脇の窓を見ると、大きな駅が広がっていて、たくさんの電車が行きかっている。
「そっか。あたし、都会に来たんだ。」

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