今日だけは俺の彼女になれ…
第2章 作戦開始…
「彼氏はちゃんといるし
学校行くから離してよっっ!!」
羅蘭は怒った口調で言った…
「無理…」
ムサシはボソッと呟いた
「ちょ…ちょっと、無理って
どういうことよ??」
羅蘭は焦りながら聞き返す
「今日だけ今から俺の彼女に
なってもらうから…」
ムサシははっきりと言った…
「そんなの無理だしっ!!」
掴まれている腕を振り払おうと
する羅蘭を貴也と龍哉は
逆に引っ張るようにして
部屋の方に引きずり込んだ
すこし奥にある部屋へ…
「ちょ…ちょっと、やめてよ!!」
羅蘭の声が虚しく響いた