
お金の関係
第23章 対等
詩織「ンッ、ン…」
充「…」
激しく腰を突かれ
電話の相手に自分の声が
体と体がぶっかる独特の音が聞こえるの
ではないかと
不安になりながら
詩織は電話が終わるのを待った
詩織「…ンッ、ぁっ…あ…」
充「(小声)声聞こえちゃうよ…」
詩織「…だっ…てぇ…」
電話相手『もしもし?もしも~し』
詩織「ンッ、ン…ぁっ…」
電話相手「もしもし?」
充「すいません、ちょっと急用が出来た
ので後でまたかけなおします」
電話相手『えっ、ちょっ』
充「…」
詩織「…良かったの…電話…」
充「いいよ、どうせ営業トークだし…そ
れに…」
詩織「ん…あぁっ、ぁ…」
充「詩織のこんなかわいい声、俺意外の
男に聞かせたくないからね」
詩織「…充さん」
充「詩織」
嬉しそうに
幸せそうな笑顔を見せる充
詩織と結婚してから充の表情は少しずつ
和み変わっていった
だけど…
だけど
ある事をきっかけに
二人の関係に亀裂が入る事に…
