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齟齬

第1章 1




失われ気味な張り。


埋もれてしまいそうな程の

やわらかさが

恐ろしくなる。



「ねぇ~悠・・・・」



彩香は僕の腰に手を伸ばし


手のひらで

ペニスの

熱を確かめる。


「悠・・・」


耳たぶにかかる

彩香の吐息が

鼓膜に荒かった。


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