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齟齬

第1章 1



妙に落ち着かない。




初めての

デートでもない。


初めての

相手でもない。


なのに僕は


部屋を出る間際

もう一度

浴室に飛び込んだ。



なんなんだ。


今日はやけに


自分のにおいが鼻につく。



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