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齟齬

第7章 7



紗智子は

僕を

値踏みするような視線で

突き刺すよに

追いかけた。



性欲と食欲




今から

紗智子と…





頭を掠める事実が

僕から

2つの欲望が

遠ざかるのを感じ

ナイフとフォークを静かに

皿に沈めた。


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