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いろんな…H

第4章 彼氏の…弟


あの日から

全てが狂い出していった


私は
傷つけない人でありたかった

傷つく事が
怖かった


綺麗事で生きていくことが当たり前で

指の隙間から
こぼれ落ちていく
つかんだと思った幸せを


バカみたいに
つなぎ止めていたかったんだ



楓…お願い…

もうこれ以上
私の中に入ってこないで




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