テキストサイズ

いろんな…H

第4章 彼氏の…弟


あの日から
楓は…私を抱く

顔を合わさないように逃げても携帯の電源を切っても

楓は
私を見つけだす



今も昼休み真っ先に教室を出て
普段誰もこない資料室へと逃げ込んだのに

¨ガラガラ…!¨

「いたいた…毎回隠れんぼでもしてんの?まぁ無駄だけどね」

当然のような顔で入ってきた


「…っ何で分かっ…」

¨ゴン…ッ!¨

狭い空間なのを忘れ
勢いよく立った私は
目の前にあった棚に見事におでこをぶつけた


「痛い…」


「チッ…何やってんだよ
ケガとかやめろよ」


楓がうずくまる私を抱き寄せ
赤くなったおでこにキスをする

そしてそのまま
床に座った自分の足の上に私を座らせて

¨チュッ¨

唇を重ねてくる


ストーリーメニュー

TOPTOPへ