
いろんな…H
第4章 彼氏の…弟
そんなことを思い出しながら
教室へ着いた頃
¨ブブブブ…¨
携帯がなった
着信は…修くんだった
少し迷ったが¨ピッ¨通話ボタンを押して耳に当てた
「もしもし華?聞こえる?」
心配そうな修くんの声が聞こえる
「うん…大丈夫だよ
さっきはごめんね…何か電波悪くてきれちゃった」
私は…嘘をつく
「今日はちょっと用事があって会えなくなっちゃった…修くん…ごめんね…」
いつでも優しい修くんは私を責めたり怒った事は一度もない
「そっかぁ…じゃあしょうがないね
また連絡するね」
そんな事を話して電話は終了した
放課後
修くんに合わせる顔がなく会うのを断った私の前に
「今から…俺の部屋に来いよ…」
楓の声がした
