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「んー…まず簡単にいうと…
この学校、女子が全然いないんだよね」

…はい！？

「１年のときなんて俺のクラス、女子が２人しかいなかったし」

すくなっ！！

「で、欲求不満な男子ばっかだから襲われないように…ってこと」

うそでしょー！！？？

「油断してるとすぐ襲われるよ？
学校内でセックスとか日常茶飯事だし
」

「うそでしょぉ…」

私、処女なのに！！

「そんな不安そーな顔すんな」

………

「で、でも…」

「ちゃんと護衛するから
…な？」

泣きそうになってる私を優しくなだめる大地

「うん…」

大地を信用しよう

てか頼る人、大地しかいないし…

「そのかわり俺から離れんなよ？
なるべく俺の見えるところにいろ」

「わかった」

そーゆーと大地はニカッと笑った

つられて私も笑ってしまう

「凜華、笑ってたほーが絶対いい」

///

「よし
教室いこーぜ」

「うん！」

大地のおかげで不安はだいぶ消えた


だから…























「…護衛が一番危険だったりしてな…」

そんな大地の言葉は耳に入らなかった