義姉と弟 禁断の関係
第4章 脱ぎたてのショーツ
その日の夜、和彦は、家族より先に1人で夕食を済ますと、ずっと自分の部屋にいた。
秀美が仕事から帰ってきても、会おうとはしなかった。
いったいどんな顔で会えというのか。
彼女に何を言われるかと思うと、こわくてたまらなかった。
ベッドに横になっているうちに、強烈な眠気が襲ってきた。
無理もない。昨日はろくに寝ていないのだから。
どれくらい眠ったのだろう。
和彦はうっすらと目を開けた。
ね、義姉さん……!?
秀美が、脚を伸ばして座っていた。
昨日と同じキャミソール姿で、こちらを見つめている。
「目が覚めた?変態さん」
朦朧とした頭に、「変態」という言葉だけがハッキリと響く。
彼女は立ち上がると、ベッドに近づいてきた。