テキストサイズ

海蛍

第6章 同居

よよよよ良しっ!!!

堂々とこの部屋から出てやるっ!!!



潔い思考と最大級のへっぴり腰でベッドから立ち上がろうとした。


その時ようやく私に掛けられてたタオルケットの存在に気付いた。





あれ?
私が掛けたんだっけ??



寝る時の記憶を思い出す。

でも記憶が蘇るのはそれより前のハルの言動で私は頭を振って頭から消す。


同時にさっきまでの強気な思考も多少の弱気レベルまで一気下がりつつある。


いかん!!いかん!いかんっっ!!
弱気になったらダメっ!
この部屋から一生出れなくなっちゃうよ!!


と人生レベルメーターで頑張って強気まで戻し立ち上がった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ