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海蛍

第7章 雨 時々 心嵐注意報

私は雅人がコーヒーを入れてくれてる横で朝食の仕度に取り掛かる。


「遥人起きて来ないな。」

『う、うん。疲れてんじゃない?』

「起こして来『いやいやいや!!


まだ寝かせててあげたら?!』


わざわざ起こしに行こうと立ち上がる雅人を力づくで抑え付けまた座らせる。


いらん事せんでいいっっ!!

雅人の行為を力いっぱい阻止する。


「そうかぁ?」

『そそそうだよ!はははは・・』


よっしゃ!
今日は阻止成功っ!!


朝から冷たいハルは正直勘弁・・。


だから阻止出来て良かったぁ。




って思ったのに

「おう!遥人起きたか。」

起きてきたじゃないかっ!!


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