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お隣さん!!

第10章 甘い体温

「瑛おはよう」

私たちが体を重ねあった次の日ー。

いつものように私の家の玄関の前で瑛が待っていてくれた。

「ん?奏音?歩き方変だけどどうした?」

「っこ....腰が痛いのっ!誰かさんのせいでっ」

瑛を見上げると昨日のことが頭の中に描かれていく。

「っ////」

「あれれ~?奏音ちゃん顔真っ赤だけど?」

こそっと耳元でささやかれた。

「いつもお前は可愛いけど乱れたお前も可愛かったよ?」

その一言にまた私の体は熱を帯びる。

「ばっ...ばかぁっ!」

私は逃げる瑛を追いかけた。

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