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恋の居場所

第3章 自分だけの場所



ーーーーーー.........


..ハッ!!


気づいたらいつの間にかベンチで寝てた


もう周りは夕日でオレンジ色に包まれている




起きあがったけどまだ眠いなぁ..二度寝...

起こした体をもう一度倒す




「また寝るつもり?」




「眠いも~ん.....えっ?!」




今..男の人の声がすぐ後ろで?


バッと体を起こし振り向く。




そこには空き地内にある木の影に座りながら本を読んでいる男の人がいた。





「だ、だれ...?」




パタンっと本を閉じこちらへやってくる




「君か..最近ここに出入りしてる人間は。」




こっちこそ、こいつか最近ここに出入りしてる奴は!


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